10月4日はスウェーデンの「シナモンロールの日(Kanelbullens dag)」。1999年に制定されて以来、毎年この日はスウェーデン中でシナモンロールが食べられます。詳しくはこちらの記事でご紹介しています。
毎年ではないですが、シナモンロールの日に合わせて、少し変化球のシナモンロールをご紹介しています。去年は、中心にカスタードクリームを入れた贅沢シナモンロールでした。
さて、秋の風が吹き始めると、私がフォローしている北欧のレシピサイトや料理家たちのSNSが、りんごのお菓子の投稿で溢れかえります。
そういえば、何年か前のシナモンロールの日には、りんご入りのリングシナモンロールをアップしたっけ。北欧流に、チーズおろしで生のりんごを細かくして使ったのですが、りんごから出る水分を絞らなくてはいけなかったのが、何となく「果汁を絞ってしまうのもったいないかもなあ」という迷いの残る方法でした。
そこで今回は、りんごをあらかじめ炒めて、アップルパイの具のようなものを作ってから巻き込むことにしました。

生地はいつもの基本の菓子パン生地。今回は少しリッチに卵入りの方の生地にしました。
レシピはこちら。

りんご入りシナモンロール
Kanelbullar med Äpple
材料
生地
- 牛乳 180ml
- インスタントドライイースト 5g
- 卵液 20g 卵1個を溶き、20gを生地用、残りを艶出し用にする
- 砂糖 40g
- 塩 小さじ½
- 粗挽きカルダモン 小さじ1~2
- 強力粉 200g
- 薄力粉 100g
- バター(マーガリン) 50g
フィリング
- りんご 1個 正味250g程度
- (炒め用)バター小さじ1
- (炒め用)砂糖 小さじ1
- (炒め用)シナモン 小さじ⅓
- バター 30g
- 砂糖 30g
- シナモンパウダー 小さじ2
- カルダモンパウダー 小さじ½
仕上げ用
- パールシュガーまたはグラニュー糖またはアーモンドスライス
作り方
生地
- ボウルに牛乳を40℃くらいに温めイーストを入れて泡立てでかき混ぜる。
- 砂糖、塩、粗挽きカルダモン、卵液20gを順に入れてかき混ぜる。卵液の残りは艶出しに使う。
- 薄力粉と強力粉を⅓くらいずつ加え木べらかき混ぜる。全体が馴染んだらバター、あるいはマーガリンを加えて木べらで生地になじませる。
- ある程度生地がまとまったら台の上にあけて10~15分くらいしっかりと捏ねる。
- ボウルに捏ねあがった生地を戻しラップなどで覆い、オーブンの発酵モード、あるいは暖かい場所で40分程度、あるいは2倍くらいになるまで発酵させる。
フィリングを作る
- りんごの皮と芯を除き、1cm角に切る。フライパンにバターを熱し、中火で2~3分炒める。砂糖とシナモンパウダーを加え、砂糖が溶けるまで炒める。ざるにあけ、しっかり水分を切り、完全に冷ましておく
- フィリングの材料のバター、砂糖、シナモンパウダー、カルダモンパウダーを混ぜ合わせておく。
仕上げる
- 発酵した生地を台に出し、ラップをして10分くらい休ませてから、軽く捏ねる。必要なら打ち粉をして、縦35cm×横30cmの四角形にのばす。
- 生地全体にフィリングのシナモンバターを塗り広げる。炒めたりんごを散らす。
- 手前から巻き、端をしっかりと留める。3cm幅で10個に切る。糸を使って切るときれいに切れる(動画参照)。
- 紙カップに入れ、天板に並べる。ラップをしてオーブンの発酵モード、あるいは暖かい場所で30分程度、あるいは1.5倍くらいになるまで発酵させる。
- 艶出し用に卵液の残りを塗り、パールシュガーまたはグラニュー糖、アーモンドスライスなどを振りかける。
- 200℃に予熱したオーブンで17分~20分焼く。焼きあがったら網に乗せて冷ます。
動画
ヒント
このレシピは、りんごから汁が出る可能性があるので、マフィンカップのような紙のカップに入れて焼きます。実は今回使ったカップは、スウェーデンで買ったシナモンロール専用のカップです。

専用のカップがあるくらいなのでお分かりでしょうが、スウェーデンではシナモンロールをこのようなカップに入れて焼くのがよくあります。

スウェーデンのシナモンロール専用カップは、上の部分が直径9cmくらい。日本で近いものを探すなら、マドレーヌカップあたりが使いやすいと思います。
シナモンとりんごの相性のよさは、言うまでもありません。アップルパイ好きの夫にも好評でした。ひと手間はかかりますが、これは秋の定番になりそうです。

それでは、
Grattis på Kanelbullens dag!(シナモンロールの日おめでとう!)



