リンゴ入りシナモンロールリング Äpple & Kanelkrans

10月4日はスウェーデンのシナモンロール（Kanelbullens dag）の日です。1999年にホームベーキング協会が材料の販促と伝統の継承のために作った、比較的新しい記念日なのですが、もともとシナモンロール好きな国民だったため今ではすっかり定着し、隣国フィンランドまで広がっている勢いです。

今年フィンランドのカフェ、ロバーツコーヒーの東京店がシナモンロールの日フォトコンテストを開催していて、そのツイートに当ブログのレシピのリンクを貼ってくれました。

10月4日シナモンロールの日
フォトコンテスト開催中
お店で買ったものもいいですが、手作りした
焼きたてシナモンロールも格別です。
どうやってつくろうかな？？？
そんなときは、「北欧のおやつとごはん」さんの
レシピサイトへ。https://t.co/60OoyrIlO7
シナモンロールの日楽しんでいきましょ。 pic.twitter.com/R14e5I3PNk

— ロバーツコーヒージャパン 🇫🇮 Robert’s Coffee Japan (@robertscoffeeja) September 18, 2021

せっかくレシピを紹介してくださったのだから、是非参戦したい。どんなのにしようかな…と考えていると、たまたま見たイギリスの素人お菓子競技番組「ブリティッシュベイクオフ」のクリスマス特番の課題が、スウェーデンの「Kanellängd」。シナモンロールを切り分けず、切込みを入れて左右に倒した細長い変形シナモンロールです。

そこで思い出したのが、シナモンロールをリング状にして、時にはナッツやドライフルーツを入れたVetekrans（ヴェーテクランス）。これは5年前に作ったヴェーテクランス 。 この方が形が面白いし、丸くすることで日本の家庭のオーブンに収まるサイズになるはず。

更にもう一工夫したいなあと思っていたら、冷蔵庫にリンゴが残っていたのを思い出し、ヴェーテクランスの具を生のリンゴにしてみるか～と。手持ちのスウェーデン菓子の本にシナモンとリンゴを巻き込んだリング型のパンがあったので、それを参考にしながら、リンゴ入りシナモンロールを作ってみました。

そもそも相性の良いシナモンとリンゴ、それにバターが加わって、リッチで美味しいリンゴ入りシナモンロールリングができました。これからのリンゴの季節にぜひ作ってみてください。

切り分けてフィーカの時間にどうぞ。

切り目に現れる楽しい渦巻。

パールシュガーのカリカリにアーモンドの香ばしさも美味しい。アーモンドとリンゴはよく合います。

お菓子の名前を「Äpple & Kanelkrans（リンゴとシナモンリング）」にするのか「Kanelkrans med Äpplen（シナモンリング リンゴ入り）」にするのか迷って、少しでも短い方がいいかなとÄpple & Kanelkransにしました。意味は同じです。

シナモンロールの日に是非お試しください。そしてロバーツさんのインスタコンテストに応募してみてくださいね！