スウェーデンKOBBS紅茶で作る香りのパンナコッタ

スウェーデンのKobbs(コブス)の紅茶が好きで、スウェーデンへ行くと買うようにしています。様々なフレーバーがあり、どれも美味しいのですが、特にお気に入りなのが「パッション&ビューティー(Lust och fägring)」。

裏の原材料を見ると<アジア産紅茶、ひまわりの葉、マンゴーとラズベリーの小片、パッションフルーツ・マンゴー・キャラメル・クリーム由来の香料>とあります。これを見ると想像できる通り、フルーティーなだけでなく、キャラメルの甘い香りとクリームのコクが感じられる、深みのあるフレーバーティーです。

ここ数年、アクアビットジャパンさんの取り扱っているKobbsをいただく機会が何回かあったので、スウェーデンで購入せずに、ありがたくそれらを大切に飲んでいます。飲み物としてだけではなく、たまには別の楽しみ方をしてみたい。そこで思いついたのが、デザートにすることでした。

この紅茶は、もともとパッションフルーツやマンゴーの華やかさに加え、キャラメルとクリームの風味があるため、牛乳と相性の良い香りです。ストレートでも美味しいのですが、時間が経って濃くなったときはミルクティーにして楽しむこともありました。

それならば、と選んだのがイタリアのデザート「パンナコッタ」。パンナコッタは「煮たクリーム」という意味を持つ、とても簡単な家庭菓子ですが、いくつか小さなコツがあります。

その一つが、冷やし固める前にしっかり冷まして、とろりとした状態にすること。牛乳、生クリーム、水分は比重が異なるため、熱いまま器に流し入れると分離してしまうことがあります。

一般的には、小鍋ごと一回り大きなボウルに入れた氷水に当てて冷やしながら混ぜ、とろみをつけてから流し入れます。ただ、この方法はどうしてもつきっきりになりがち。

そこで海外のレシピサイトで見つけたのが、冷蔵庫で冷やしては混ぜるという方法です。最初に10分ほど冷蔵庫に入れ、取り出して混ぜたら、あとは5分ごとに冷やして混ぜるのを繰り返します。

今回は最初だけセオリー通り氷水で冷やしていましたが、だんだん面倒になってきたので、途中から冷蔵庫方式に切り替える“ハイブリッド作戦”にしてみました。最初に氷水で冷やしていたためか、3分も入れるととろみがつき、分離せずなめらかに仕上がりました。

仕上げは、紅茶に含まれるマンゴーの風味をさらに引き立てるマンゴーソース。フルーティーな香りが重なり、華やかな余韻が広がります。マンゴーソースはアイスクリームやヨーグルト用に市販のものが手に入りますが、冷凍のマンゴーをフードプロセッサーでなめらかにした手作りソースを使ってもいいです。

華やかなKobbsの香りを閉じ込めた、紅茶のパンナコッタ。冷たいデザートは暑い季節に美味しいです。

それではレシピです。

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KOBBSパッション&ビューティー パンナコッタ

分量 4 人分

用意するもの

  • 200ml程度のカップ4個

材料

  • Kobbs「パッション&ビューティー」茶葉 15g
  • 水 100ml
  • 粉ゼラチン 7g
  • ゼラチン用の水 大さじ2
  • 牛乳 200ml
  • 生クリーム 200ml
  • グラニュー糖 30g

マンゴーソース

  • 冷凍マンゴー 100g
  • グラニュー糖 10g
  • レモン汁 適量

作り方

  • 小鍋に水100mlを沸かし、茶葉を加える。再び沸騰したらすぐに火を止め、ふたをして6〜8分蒸らす。
  • 粉ゼラチンは分量の水に振り入れ、軽く混ぜてふやかしておく。
  • 紅茶を茶こしでこす。茶葉を軽く押さえて絞る(強く押さない)。抽出液が80mlに足りない場合は、水を足して調整する。
  • 小鍋を洗い牛乳、生クリーム、紅茶液を入れ、弱火にかける。沸騰直前になったら火を止め、グラニュー糖を加えて溶かす。ふやかしたゼラチンを加えて混ぜ、完全に溶かす。
  • 小鍋の底を氷水を張ったボウルに当て、ゆっくり混ぜながら冷ます。とろりと軽くとろみがつくまで冷やす。
  • 器に流し入れ、冷蔵庫でしっかり冷やし固める。
  • マンゴーを少し出して飾り用に角切りにする。残りのマンゴーソースの材料をフードプロセッサーでピューレにする。
  • 固まったら、仕上げにマンゴーソースをかけて完成。

ヒント

氷水のボウルで冷やす代わりに、冷蔵庫に10分入れて取り出して混ぜ、さらに5分冷やす、という工程を繰り返してもよいです。
市販のソースでも良いですが、市販のソースは甘みが強いので少し量を控えたほうが良いかもしれません。

パッションフルーツやマンゴーの華やかな香り、キャラメルとクリームのやさしい余韻。紅茶の香りをそのまま閉じ込めたような、夏向きのパンナコッタになりました。飲むだけではないフレーバーティーの楽しみ方として、こんな使い方はいかがでしょう。

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