今日の5月17日はノルウェーのナショナルデー。例年なら盛大にお祝いする日ですが、今年はコロナの影響でパレード中止だそう。それにちなんでノルウェーのケーキをご紹介します。なお2019年9月に本サイトのブログ「fukuya通信」に書いたレシピの再掲です。再掲にあたって少し書き直していますが、ほぼ同じ内容です。

ノルウェーには『 Verdens Beste (世界一)』と呼ばれているケーキがあると知り、作ってみました。正式名称は『Kvæfjordkake( クヴァフョルドケーキ)』。珍しく起源が分かっているケーキです。

1930年代半ば、 クヴァフョルドに住むオッテスタッド姉妹がガレット・デ・ロワのレシピを購入しました。彼女たちはカフェを経営していたので、そのレシピをアレンジして作ったのが、 クヴァフョルドケーキ(ノルウェー語に近い発音ではクヴァフョールカーケ)です。当時は高価なアーモンドを使ったのがポイント。

2002年9月、ノルウェーのラジオ番組Nitimenのリスナー投票で『世界一』に選ばれ、以来『世界一のケーキ』との別名でも知られるようになったとか。

それではレシピです。なお、オリジナルレシピの分量を減らし、少し調整して日本でも作りやすく変えました。

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用意するもの

  • 20 × 28cmくらいのバット

材料

土台の生地①(スポンジ)

  • バター 75g
  • 砂糖 60g
  • 卵黄 2個分
  • 小麦粉 75g
  • ベーキングパウダー 小さじ½
  • 牛乳 大さじ2
  • バニラエッセンス 数滴

土台の生地②(メレンゲ)

  • 卵白 2個分
  • 塩一つまみ
  • グラニュー糖(あるいは粉砂糖)100g

フィリング①(カスタード)

  • 卵黄 2個分
  • グラニュー糖 50g
  • 薄力粉 20g
  • 牛乳 200cc
  • バニラビーンズ ½本分 バニラエッセンスでも可

フィリング②(ホイップクリーム)

  • 生クリーム 100㏄

作り方

  • バターと卵は室温に戻しておく。
  • 先にカスタードを作っておく。
    耐熱ボウルにカスタードの材料の卵黄と砂糖を入れよく混ぜる。混ざったら薄力粉を振るい入れ混ぜ、牛乳、バニラビーンズを加える。600wの電子レンジで2分加熱。取り出してよく混ぜ、さらに1分加熱。取り出してよく混ぜ、さらに1分加熱してよく混ぜる。全部で4分加熱。取り出してラップを表面に密着するように被せ、冷蔵庫で冷やす。
  • カスタードを冷やしている間に土台の生地を作る。
    ボウルにバターと砂糖を入れて電動泡だて器で白っぽくなるまで混ぜる。そこに卵黄を1個ずついれてさらに混ぜる。そこに牛乳、小麦粉、ベーキングパウダーを入れ混ぜ、オーブンペーパーを敷いたバットに広げる。
  • ボウルに卵白と塩一つまみを入れ、グラニュー糖を大さじ1杯くらいずつ何度にも分けて入れながら固く泡立てる。泡立ったら生地の上に広げ、上にアーモンドスライスを適量かける。
  • 170度に予熱したオーブンで30分焼く。
  • 焼いている間にフィリングを作る。
    生クリームを泡立て、冷えたカスタードと合わせる。
  • 焼きあがったケーキが冷めたら半分に切り、1枚にフィリングを塗り、もう1枚を重ねる。

ヒント

このケーキはできてすぐよりも翌日のほうが美味しいと思いました。
カスタードクリームの卵黄2個を全卵1個に置き換えられます。ただし食感がプルンと弾力のある仕上がりになります。

ちょっと手間がかかりますが、手間をかけた価値があるくらい美味しいので時間があるときにでも作ってみてください。

カスタードを作った余りの卵白はスープや味噌汁の具にしたり、ハンバーグのつなぎにしたり、なんだったらノルウェーのココナッツクッキーを作ってみて下さい。

北欧ではカスタードクリームの素が簡単に手に入るので、それを使う人が多いです。カスタードの素は日本だとなかなか普通のスーパーで取り扱いがないので、専門店や通販で買うかしないといけませんね。あると便利なので買っておいてもいいかも。(私は北欧に行ったら買っておきます。)

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