フィンランドのロールキャベツは煮るのではなく、オーブンで焼き煮します。タネに炊いたご飯が入っているのが特徴。ご飯は残りご飯を使うと手軽です。ご飯の分量は目安ですのできっちり同分量でなくても大丈夫です。
同じ料理はスウェーデンにもありますが、今回はフィンランドのレシピをどうぞ。

フィンランドのロールキャベツ
分量 8 個分
用意するもの
- 深めの耐熱容器
材料
タネ
- 合いびき肉 200g
- 冷やご飯 50g
- 玉ねぎ 1/2個(すりおろすか、ごく細かいみじん切り)
- 固形コンソメ 1個(細かく潰す)
- 水 100cc
- 生クリーム 50㏄
- 塩コショウ適量
外側
- キャベツの葉 8枚
- モラセスシロップ、無ければ黒蜜など手に入る蜜 大さじ1
- バター 適量
作り方
- キャベツの葉をはがし、塩を入れたたっぷりのお湯でさっとゆでる。お湯は使うので捨てない。ゆであがったキャベツの芯を薄くそぎ、削ぎ落とした芯は細いみじん切りにする。ボウルにタネの材料とみじん切りにしたキャベツの芯を入れ良く混ぜる。
- タネを8等分してキャベツの葉で包み、深めの耐熱容器に隙間なくギュッと並べる。キャベツのゆで汁をロールキャベツの半分くらいまで注ぎ、250℃に予熱したオーブンで、まず10分焼く。オーブンから出してロールキャベツの上にシロップをかけ、それぞれの上にバターの小さな塊を置く。
- オーブンにもどし、150℃に温度を下げ45分焼き、ひっくり返して45分、合計で1時間30分焼く。途中で水が減ってきたらキャベツのゆで汁を足す。表面が焦げそうになったらアルミフォイルをかぶせるが、フィンランドでは焦がし気味まで焼き目を付けるのが普通。
- 焼きあがったらお皿に盛り、リンゴンベリージャムを添える。好みでマッシュポテトを添える。
ヒント
※残った煮汁にタネに使った生クリームの残りを適量加えクリームソースにしても美味しいです。
※フィンランドではダークシロップを使いますが、日本では手に入りにくいのでモラセスシロップを代用しています。モラセスシロップもなければ、黒蜜やメイプルシロップなど手に入るもので代用しましょう
※フィンランドではダークシロップを使いますが、日本では手に入りにくいのでモラセスシロップを代用しています。モラセスシロップもなければ、黒蜜やメイプルシロップなど手に入るもので代用しましょう
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