デンマーク王室御用達の乳製品ブランドArla（アーラ）アンバサダーとしてお届けする、第8弾レシピ。今回は、アーラのクリームチーズ『ガーリック＆ハーブ』と『ハーブ＆スパイス』を使った、ビールにぴったりの一品をご紹介します。

『ガーリック＆ハーブ』には、ガーリックのほかにパセリ、チャイブ、ブラックペッパーが入っています。一方の『ハーブ＆スパイス』は、オニオンパウダー、パプリカパウダー、ディル、にんにく、バジルなど、数種類のハーブが組み合わさった風味豊かなチーズです。

今回は、季節の新じゃがを使って香ばしいスマッシュドポテトを作り、それぞれのクリームチーズに合うトッピングを組み合わせて、2種類のサイドディッシュに仕上げました。

スマッシュドポテトとは、小ぶりのじゃがいもを茹でて平らに潰し、オーブンでカリッと焼き上げたもの。初めてこの料理を見たのは、アメリカのカリスマ主婦マーサ・スチュアートの番組で、「面白いなあ」と印象に残っていました。最初は北欧らしくポテトパンケーキでも作ろうかと思っていたのですが、「もっと簡単で手軽な方法はないかしら」と考えていたときに、このレシピを思い出したのです。季節的にもぴったりですしね。

スマッシュドポテトにアーラのクリームチーズをのせるだけでも十分美味しいのですが、今回はそれぞれの風味に合わせてトッピングをプラスしました。

『ガーリック＆ハーブ』には、にんにくと相性の良いベーコンをカリカリに焼いて添え、チーズに含まれているチャイブをさらにトッピングして香りをアップ。

『ハーブ＆スパイス』には、ディルが含まれていることから魚介との相性が良さそうだと思い、明太子を添えて、仕上げにフレッシュなディルを散らしました。北欧は、ヨーロッパの中では珍しく魚卵をよく食べる地域。明太子は日本のものですが、実は日本在住のフィンランド人がサワークリームと魚卵のムース（Lohi-Mätihyytelö）を作ろうとして、間違えて明太子を購入したところ、それがとても美味しく、定番になったという話を聞きました。ご馳走になって以来、私も真似している味です。今回はそのアイディアを応用しました。

それではレシピをどうぞ。

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2種のクリームチーズでスマッシュドポテト

材料

新じゃが芋（小さめ）8個
アーラクリームチーズガーリック＆ハーブ適量
アーラクリームチーズハーブ＆スパイス適量
アーラガーリック&ハーブクリームチーズ
ベーコン 1～2枚
明太子 1腹
チャイブ適量なければ小葱
ディル適量
塩・こしょう・オリーブ油またはサラダ油各適量

作り方

鍋に水と塩（各適量／分量外）を入れ、洗った新じゃが芋を加えて火にかける。竹串がすっと通るまで茹でる。
茹で上がったじゃが芋の水気を切り、クッキングペーパーを敷いた天板に並べる。コップの底などで厚さ1cmほどになるように押しつぶす。　
塩・こしょうをふり、オリーブ油またはサラダ油を適量回しかける。220℃に予熱したオーブンで15〜20分、表面がカリッとするまで焼く。
ベーコンは長さを半分に切り、さらに縦に4等分する。フライパンに油（分量外）を熱し、カリッとするまで焼く。　明太子は中身をスプーンなどで取り出しておく。
チャイブは飾り用に5cmほどの長さで8本取り、残りは小口切りにする。ディルは飾り用に先端を4本残し、残りをみじん切りにする。
チャイブを飾り用に5cmほどの長さを8本取り、小口切りを適量作る。ディルも飾り用に先を4本残し、みじん切りを適量作る。
じゃが芋の粗熱が取れたら、半分（4個）に「ガーリック＆ハーブ」のクリームチーズを大さじ1ほどずつのせ、小口切りのチャイブを散らし、ベーコン2本、チャイブ（5cm）2本を飾る。
残りの4個には「ハーブ＆スパイス」のクリームチーズを同様にのせ、明太子小さじ1ほどを添える。みじん切りのディルを散らし、飾り用のディルを添えて完成。