ポリ袋でこねて発酵、簡単お手軽!北欧シナモンロール食べきり4個のレシピ

関西で知り合ったスウェーデン語の学校友達がこの夏に4週間のスウェーデン短期留学をされました。先週末に我が家に招待して留学の感想を伺うと、すごく楽しかったし、いろんな国の人と仲良くなれて良かったとか。

スウェーデン語を勉強していたりスウェーデンに興味がある人は話を聞きたいかも知れないねという雑談と、10月にシナモンロールの日があるのでワークショップしてみようかなという思い付きが合体して、10月の初めに「留学経験トーク&シナモンロール作り」の会を催そうとなりました。

まだ、会場も日程も未定ですが、本当に出来るのかシュミレーションしてみました。会場費の支払いもさることながら、せっかくトークするのに人数が少ないと張り合いもないだろうから参加20人と仮定。

そうなるとシナモンロールを一度に沢山の人に作ってもらえる方法を考えないといけません。最初はいつもの分量で生地作りから成形まで交代しながらと考えたのですが、それよりそれぞれが最初(生地作り)から最後(焼く)まで通してやった方がいいんじゃないかなと。例えばいつもの生地なら10個分のところ、その場で食べるのと持ち帰り合わせて4個分を一人で作るように出来ないかな。

そうなると小さなボウルが20個いるのか…非現実的だなあと思って、ふと20年位前に買ったちっちゃなパン作りの本にポリ袋の中で捏ねも発酵も行うパンの作り方があるのを思い出しました。

粉の量が少ないならこれでできるかも。早速4個分の分量を計算し、工程を変えてやってみたところ、なんだかんだで上手く出来てしまいました。食べるととても美味しい。

食べきりの分量なので、ワークショップに限らず自宅でもやってみたい人がいるかもと思いレシピを公開することにしました。念のため記録用に動画も撮っていたので、そちらもご覧ください。記録用の雑動画なので美しくは無いのですが、動画の方が分かりやすい部分もあるでしょう。

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ポリ袋で北欧シナモンロール食べきり4個

分量 4

用意するもの

  • ポリ袋 厚み0.03mm 26×38cmくらい

材料

生地

  • 強力粉 80g
  • 薄力粉 40g
  • 塩 1g(3本の指で一つまみ)
  • 砂糖 16g
  • 粗挽きカルダモン 小さじ½ 粒のカルダモンを包丁で粗く刻む
  • ドライイースト 小さじ½
  • バター または マーガリン 20g バターなら室温で柔らかくする
  • 牛乳 80cc 40℃くらいに温めておく

フィリング

  • バター あるいは マーガリン 14g バターなら室温で柔らかくする
  • 砂糖 14g
  • シナモン 3g

トッピング

  • 溶き卵 適量
  • パールシュガー、またはアーモンドダイス 適量

作り方

  • ポリ袋に強力粉、薄力粉、塩、砂糖、粗挽きカルダモン、ドライイーストを入れて袋の口を手でしっかり握り、振り混ぜる。
  • ①に牛乳を一気に注ぎ、ポリ袋の上から5分くらい捏ねる。バターを加え更に10分くらい捏ねる。※ポリ袋の口はゆるく持ち、縛ったり閉じたりしないこと!
  • 袋の中の生地をまとめ、袋の口を閉じて40分くらい、または倍くらいの大きさになるまで発酵させる。室温が26℃以上なら室温のままでいい。
  • 生地が発酵したらポリ袋の片面と底を切り広げる。ポリ袋の上で軽く30秒ほど捏ねる(大きな気泡を潰す感じで)。ポリ袋を折って生地を覆い10分ほど寝かせる。
  • 生地を寝かせている間にフィリングの材料を混ぜる。
  • ポリ袋を広げて、生地とその周りとめん棒に打ち粉を振る。広げた袋の上で生地を縦30cm×横20cmくらいの長方形に伸ばす。最初は生地が戻ってしまってもだんだん抵抗が無くなるので焦らなくてもいい。
  • 生地が伸びたら上下の端を少し残して、全体に⑤のフィリングを塗り広げる。
  • 生地を半分に折り、めん棒で軽く押さえる。縦方向に4等分し、それぞれの中心に切り目を入れる。切り目から広げねじり、渦巻状に巻く(イラスト参照)
  • 天板に並べ、使用したポリ袋をかぶせて40分くらい、または倍くらいの大きさになるまで発酵させる。室温が26℃以上なら室温のままでいい。
  • 発酵したら溶き卵を塗り、パールシュガー(またはアーモンドダイス)を振りかける。
  • 200℃から220℃に予熱したオーブンで8分~10分焼く。
  • 焼き上がったら網に乗せ、冷めるまで布巾をかぶせる。

動画

ヒント

私は生地には室温で柔らかくしたバターを、フィリングには冷蔵庫から出してすぐのマーガリンを使います。
粉類はポリ袋を量りに乗せて入れながら量ります。
巻き方は一例です。

生地をポリ袋の中で捏ねて発酵させるため、手が汚れず、ボウルに材料を入れたり、台の上で直接捏ねないので、洗い物と手間を節約できます。また、4個分と食べきり分量なので気楽に作って下さい。オーブンが小さい人や分量が少しでいい人、初めてシナモンロール作りする人にもやってもらえるのではないかしら。

ぜひ作ってみて下さい。

今回はねじり渦巻型で成型しました。シナモンロールの一般的な成形はIKEAのシナモンロールにみられる、ロールケーキのように巻いて輪切りにする方法ですが、スウェーデンでは様々な巻き方があります。動画にまとめていますのでご覧ください。

渦巻と結び目型
毛糸球巻き

どちらの動画も随分前で今よりも撮影が下手くそで恥ずかしいですが。

さて、この内容でわちゃわちゃと皆で作って、貴重な経験談を聞いて、お茶する会になる予定です。

具体的に決まったら改めて告知しますので、どうぞお楽しみにお待ちくださいね。

会場は神戸の東灘区になりそうです。

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ポリ袋でこねて発酵、簡単お手軽!北欧シナモンロール食べきり4個のレシピ」への2件のフィードバック

  1. とってもナイスなアイデア
    体調が戻ったらやってみます❣️

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