なぜ11月14日はオストカーカの日なのか

Xで北九州市にあるカフェ ポルカさんのこの投稿を見て「ああ11月14日はオストカーカの日だったな」と思い出しました。

レシピを使っていただいてありがたいです。

オストカーカはIKEA発祥の地としても知られるスモーランド地方発祥のお菓子で、500年以上の歴史があり、かつレシピが残っている最古のお菓子だそうです。

ところで、なぜ11月14日がオストカーカの日なのか、このサイト上でもレシピ本『北欧のおやつとごはん』でも書いていないことに気が付きました。ちょっと面白い話なので、以前本職のショップブログ(今年いっぱいで閉店ですが!)に書いた話を転載します。

ピッピシリーズで知られる児童文学作家リンドグレーンはスモーランドの出身で、彼女の書いたエーミルの作品の中にオストカーカが出てきます。作中では”チーズケーキ”と訳されていますが、あとがきに説明が加えられています。日本に無いものを訳すのって難しいですよね。

ところで、スウェーデンでは11月14日が『オストカーカの日』。2004年にオストカーカ愛好会が決めた日です。この日になった理由は二つ。リンドグレーンの誕生日であること、そしてエーミルの名前の日であること。スウェーデンのカレンダーには毎日名前が書かれています。元々は聖人の名だったのですが、今は一般的な名前がほとんどになっています。

この中で触れているエーミルの作品とは『エーミルとクリスマスのごちそう』のことです。これを機会に検索して見たのですが、今は絶版になって手に入らないようですね。図書館ならあるのかな?

オストカーカのレシピは下記のリンク先からどうぞ。

ところで、今月はクラッドカーカの日もありました。11月7日です。こちらは更に簡単なお菓子です。レシピは下記のリンク先からご覧ください。

「名前の日」については下記リンク先に詳しく書いています。ご興味のある方はお読みください。

ではでは。カフェポルカさんのお近くの方はぜひ食べに行って下さいね!

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