ビーツでヘルシー!ビーツで作るスウェーデンのかわいいピンクケーキ Rödbetskaka

多分Facebookのお勧めだったと思うのですが、神戸でビーツを作って販売している「さかいのびーつ」を知り、アクセスしてみました。

さかいのびーつ」は元プロサッカー選手の酒井高聖さんによる新ビジネス。かつて彼が所属していたドイツリーグで積極的に摂るように推奨され、実際その効果を感じていたものの、日本では簡単に手に入らない事から始めたとか。

ビーツは北欧では焼いたり茹でたりして様々な料理の付け合わせに使われるお馴染みの根菜。特に私が好きなのはスウェーデンのミートボールとビーツサラダの組み合わせ。これが美味しいんですよね。

いつかのスウェーデンのランチ

「さかいのびーつ」は80gの水煮パックで398円だったかな。正直、輸入のビーツ水煮と比べると割高。それでも好奇心に駆られてビーツを販売しているという、酒井さんがオーナーのカフェ「Alster&Garten」へ行ってみました。Alster&Gartenの最寄り駅は阪急神戸線の御影か、JR神戸線の住吉。近くで用事があったついででもあります。

他お客様がいたので店内の写真は撮れませんでしたが、まるでヨーロッパのカフェのような雰囲気で素敵でした。早速新商品のビーツスムージーを注文。ベリーとのミックスになっていて美味しい。うだるほどの暑さでぐったりしていた体にリチャージ。

さて、ビーツをどうしようかなと考えて、サラダは今までさんざん作ったので、全く違う路線でスイーツにすることに。以前から作ってみたかったビーツのケーキに決定です。

皿もビーツ柄

ビーツのケーキは言ってみればキャロットケーキのビーツ版。驚かれるかも知れませんが、ビーツは砂糖の原料となるテンサイの仲間。ショ糖が含まれているので甘味があります。

ビーツを使ったケーキは人参ほど一般的ではありませんが、決して珍しいものではありません。ちなみにRödbetskakaはスウェーデン語、フィンランド語ではPunajuurikakku。

ビーツのケーキにはいろいろなレシピがありますが、お試しとして一番シンプルなレシピにしました。また、例によって小さめサイズにしています。フロスティングはヘルシーに水切りヨーグルトにしました(多くはバターを使う)。それでは、作ってみましょう!

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ビーツケーキ

Rödbetskaka
分量 6 人分

用意するもの

  • 15cmのケーキ型

材料

生地

  • 卵 1個 室温に戻す
  • 砂糖 80g
  • ビーツ水煮 80g~100g
  • 薄力粉 80g
  • ベーキングパウダー 小さじ½
  • シナモンパウダー 小さじ½
  • サラダ油 50cc
  • バニラエッセンス 数滴

フロスティング

  • クリームチーズ 30g 室温に戻す
  • ヨーグルト 100g 一晩水を切って50gにする
  • 粉砂糖 20g

作り方

  • 型にクッキングシートを敷くか、バターを塗って薄力粉(分量外)を振る。
  • ビーツは水けを切ってみじん切りする。ビーツの茹で汁は取っておく。
  • 卵と砂糖を合わせて白っぽくふんわりするまで泡立てる。
  • ビーツを加えてゴムベラで切るように混ぜる。
  • 薄力粉、ベーキングパウダー、シナモンを振るって加える。ゴムベラで切るように混ぜる。
  • サラダ油とバニラエッセンスを加えて切るように混ぜる。
  • 型に生地を入れ表面をならし、数回台に打ち付けて余分な空気を抜く
  • 180℃に予熱したオーブンで35分から40分焼く。串などを刺し生地がつかなければ焼き上がり。粗熱が取れたら型から外し上下を返して網の上で冷ます。
  • フロスティングの材料(クリームチーズ、水切りヨーグルト、粉砂糖)を混ぜ合わせる。ビーツの茹で汁を小さじ1杯程度加えてピンク色にする。
  • ケーキが完全に冷めたらフロスティングを塗る。

動画

ヒント

今回は使用したビーツ水煮が80gパックだったので80g使いましたが、100gまで増やしても大丈夫です。
ヨーグルトはコーヒーフィルターかキッチンペーパーをかぶせたザルの上で一晩水を切る。

彩りにフィンランドのリンゴンベリーパウダーを振りかけました。

近所の集まりに持って行ったら、ピンク色が可愛いと評判でした。

フロスティングは甘酸っぱく、暑い日でもさっぱりとして食べやすいです。

ビーツは「飲む輸血」と呼ばれるほど豊かな栄養が含まれていて積極的に摂りたい野菜です。サラダとしてもよいですが、こんな風にスイーツとしてもいかがでしょうか。

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