掲載誌『北欧テイストの部屋づくり no.38』で北欧スリーコース!

掲載誌の案内です。ただいま発売中の『北欧テイストの部屋づくりno.38』にレシピを提供しています。

既にサイトや本で紹介した料理です。出版社から、出版済みの本、あるいはサイトにアップしているけれど本へ未掲載からでもいいので「スウェーデン、フィンランド、デンマーク3か国」の料理を出してくださいとお題を頂きました。

3品と言われてぱっと思い浮かんだのが英語で「three-course(3品コース)」と言われる、前菜・メイン・デザートからなる一番簡易なコース。海外のレストランではコースのランチや簡単なディナーはこの構成になっています。20年位前にアイルランドで料理教室に通っていた時、作るのはいつもこの3品でした。必ずデザートが付いていることに文化の違いを感じたものです。また、日本行きの機内で日本食の食事が出された時に、隣のイギリス人に「前菜はどれ?」と聞かれて「えー??あえて言うから茶蕎麦かなあ」と内心どれから食べてもいいやんと思いながら答え、彼がワサビを全部蕎麦つゆに入れたので、もういいやと見て見ぬ振りをした思い出。

話はずれましたが、とにかく3品なら前菜・メイン・デザートがいいだろうと。また、読者は特に料理好きでないかも知れませんし、もしかしたら一人暮らしや仕事が忙しくあまり凝った料理は出来ないかもなと考えて市販品を使って手軽に作れる3品にしました。気軽に作って欲しいから。

前菜として、フィンランドの豆スープ、メインにデンマークのフィッシュフライのオープンサンド、デザートはスウェーデンのジンジャーブレッドケーキです。ジンジャーブレッドケーキは本の半分サイズでさらに気負わずに作れるようにしました。市販品を使って手間を省いていますが味はちゃんと北欧です。

ところで、17年くらい前に日本在住の北欧の方にお願いして料理教室を開催していました。最初のフィンランド人との打ち合わせでスリーコースを提案すると「フィンランドには前菜という考えはないの。でも何とかする」と返され、西洋料理とひとくくりにしてはいけないなと思ったものです。

今回、改めてフィンランド語のスリーコース(Kolmen ruokalajin)で調べるといくつか出てきたので、時代が変化したのか、一般的でなかったにしてもレストランでは昔からあったのか不明。ちなみにスウェーデン語なら、trerättersmenyer。スウェーデンはフィンランドに比べ西洋文化により近いので事情が違うのかも知れません。良く分からないや。

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さて、最後にお知らせをもう一つ。巻末に著書『北欧のおやつとごはん』のプレゼントページがあります。どうぞ、こちらへもご応募下さいね。

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