コロナの影響で小学校が休校になり給食が中止になったため農林水産省が牛乳と乳製品の消費を呼びかける事態となってしまいました。牛乳消費といえば今まで作った中で一番消費したのは、カルヤランピーラッカに使う牛乳粥のとき。オリジナルレシピは1リットルなので牛乳パック1本丸ごと入れたときは非日常に震えました。沢山作って冷凍もできますが、ここでは半分量のレシピをご紹介します。

カルヤランピーラッカとはフィンランドの軽食で、薄く延ばしたライ麦の生地で牛乳粥を包んだものです。お米は寒いフィンランドでは生らないので不思議に思って聞くと、昔は大麦粥だったとか。米粥になったのは、物流が盛んになり、フィンランドが豊かになった証拠なのでしょうね。今ではベーカリー、スーパー、コンビニ、とにかくどこでも買える日本のおにぎりのような存在です。

材料が6個から10個と随分と曖昧ですが、大きさは本当にお好み。小さいサイズは作って冷凍しておくと小腹が空いた時にちょこっと食べることが出来ます。フィンランドのお宅に仕事帰りに誘われてお邪魔した時に娘さんが作ったという小さなサイズが出て来て、お腹が空いていたわけではないけれど、ちょっと何か食べたかったので嬉しかったです。また、大きく作ると結構しっかりとお腹が満たされ食事代わりとなります。お好きなサイズで作ってください。

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分量 6 ~10個

用意するもの

  • 麺棒

材料

具の牛乳粥

  • 米 120cc
  • 水 120cc
  • 牛乳 500cc

皮用の生地

  • ライ麦粉(細挽き)60g
  • 小麦粉 30g
  • 水 60cc
  • 塩小さじ ½

仕上げ用

  • お湯 適量
  • バター 適量

トッピング

  • ゆで卵 2個 みじん切り
  • 卵と同量のバター、あるいはカッテージチーズ

作り方

具の牛乳粥を作る

  • 軽く洗った米120ccと水120ccを火にかけ、沸騰したら弱火にする。米が水を吸ったら牛乳500ccを入れて、蓋をする。蓋は少しずらして隙間を空ける。焦げないように時々かき混ぜ、ネットリしているけれど、粒が残るくらいになったら、塩小さじ1/2で味付けし火を止め、冷ましておく。

ライ麦の皮を作る

  • ライ麦粉60gと小麦粉30gを混ぜ合わせ、塩小さじ1/2を溶かした水60ccに入れて、粘りが無くなるまで捏ねる。カバーをしてしばらく置いたら、取り出しお好きなサイズに等分する(6個から10個)。ライ麦粉を打ち粉した上で小判型に延ばす。厚みは1mm以下。
    ※引っ付きやすい生地なので、しっかりと打ち粉をすること。

包んで仕上げる

  • それぞれの生地の中心に等分した牛乳粥を乗せ、両人差し指で優しく押しながらひだを作り包む。
    ※餃子のようにひだを重ねない事。重ねるとその部分が固くなる。
  • オーブンを250度に熱し、10分から15分。 あるいは牛乳粥の表面に薄っすらと焦げ目がつき、裏がパリッとするまで焼く。この間にお湯にバターを溶かしたバター湯(目分量)を作る。焼きあがったら熱いうちにバター湯にくぐらせるか、刷毛で塗り、器に入れて布で覆い、しっとり柔らかくさせる。 (写真はオーブンに入れる前)

ヒント

これだけで食べてもいいですし、上にハムやスモークサーモンなど具を乗せても美味しいです。でも一番人気の食べ方は、ゆで卵をみじん切りにして同量のバターを混ぜたムナポイを乗せる方法。ただ、カロリーも気になるし、胸焼けも気になるならバターの代わりにカッテージチーズを使うのをお勧めします。

最初、慣れないうちは包みにくいのですが、何回か作っているとコツがつかめるようになります。最初の写真は3回目で、下の写真は4回目に作った時。成長が伺えませんか?この時、せっかくきれいに包めたのに、記録程度のスナップ写真しか撮っていなかったのが残念。

ところでお粥は炊飯器のお粥モードでも作れるそうです。それを教えてくれたのは、日本在住のフィンランド人。最初は「お粥モード?ふん、何それ?」とバカにして彼女ですが、実際作ると出来上がりが素晴らしく「フィンランドに炊飯器持ち帰りたい!」と思うほどになったそう。ただし、私は炊飯器で作っていないので分かりません。チャレンジ精神のある方はお試しください。

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