フィンランドのキノコ詰めミートローフ1.1/Sienitäytteinen lihamureke

キノコの季節になりましたね。キノコは一年中出回っていますが、やっぱり秋になるとお店に並ぶ量が増えて、季節の訪れを感じます。

フィンランドもこの季節には市場でキノコが山積みで売られるようになります。こんな風にね。

奥にある赤いのはリンゴンベリー

前回キノコのミートローフを作った時に、味はともかく、食べるときに中身がポロポロ落ちてくるのが問題でした。そこで今回は接着剤代わりにチーズを加え、キノコをもっと小さく切り、ロールケーキのように巻き込むことで前回の問題を解決しました。

前回がキノコのミートローフ1.0とすれば、今回は1.1。

前回も書きましたがフィンランドでは香りの強い品種を使うので、今回も舞茸にしました。舞茸は1年を通じて手に入るしリーズナブルなのでお勧めです。

それではレシピの紹介です。

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フィンランドのキノコミートローフ

分量 4 -6人分

材料

ミートローフ

  • 合い挽き肉 400g
  • パン粉 200cc
  • 牛乳 100cc
  • 卵 1個
  • 塩 小さじ1
  • コショウ 適量

フィリング

  • 舞茸 200g
  • 玉ねぎ 1/2個
  • バター 大さじ1
  • ローズマリー 小さじ1
  • 塩・コショウ 適量
  • ピザ用チーズ 150g

作り方

  • 舞茸は粗みじん切り、玉ねぎはみじん切りにする。
  • フライパンを熱し、バターを溶かし、水分がなくなるまで舞茸を炒める。ローズマリーと玉ねぎを加え、玉ねぎがしんなりするまで炒める。
  • 具を冷ましている間に、ミートローフの材料を混ぜて粘りが出るまで捏ねる。
  • ラップを広げ挽肉を20cm×40cmくらいの大きさに広げ、チーズを乗せ、舞茸と玉ねぎを炒めた具を乗せる。
  • ラップを持ち上げて端からロールケーキのように巻いて形を整える。巻き終わりを下にしてオーブン用の器に入れるか、天板の上に乗せて、200℃で35分焼く。
  • 10分ほど置いてから切り分け、ゆで野菜などと一緒にどうぞ。

動画

ヒント

キノコは何種類か混ぜてもいいです。

前回ソースはホワイトソースを作りましたが、今回はフィンランドの発酵乳ヴィーリを使ったソース『Kermaviilikastike』を参考に、ヨーグルトソースを作って添えました。酸味のあるさっぱりとしたソースで、フライや魚料理にも良く合うソースです。

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ケルマヴィーリソース風のソース

材料

作りやすい量

  • ギリシャヨーグルト 100g ヨーグルト200gを水切りしても良い
  • 生クリーム 100g
  • レモン汁 小さじ1
  • 酢 大さじ1
  • 砂糖 小さじ1
  • 塩 小さじ¼
  • コショウ 適量

作り方

  • 材料を混ぜ合わせ、味を見て好みの味に調える。

巻き終わりを横にすると開いてくることがあるので、必ず巻き終わりを下にしてください。

チーズのおかげで今回は具がポロポロ落ちずに食べることができ、チーズでソースがなくても食べられる味になりました。成功です!

秋らしいお料理です。キノコが美味しい季節に是非お試しくださいね。

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