JAあわじ島とフーディストパークのPR企画に当選し、淡路島たまねぎのモニタープレゼントを頂きました。
私は小学校と中学校を兵庫県西宮市で育ったので学校の社会科で地元の特産品について学びました。夫に「小学校で地元の特産について学ぶ時間あった?」と尋ねると、記憶にない「世田谷に特産はねーだろ(無い事もないと思うけれど)」とキッパリと言われたので、全国的なものではなかったかも知れませんが。
ほとんど忘れてしまいましたが、今でも覚えているのは淡路島の玉ねぎ。東京に住んでいるときは玉ねぎの産地を気にしたことはなかったのですが、一昨年から神戸に住むようになって、スーパーに行って淡路島たまねぎのPOPを目にするたびに小学校の記憶が蘇り「そうそう、淡路島と言えば玉ねぎ名産なのよね」と反復する日々。そんな折、淡路島たまねぎのモニタープレゼント企画が目に入ったので勢いで応募したところ、モニターに選んでいただきました。
こちらは届いた淡路島たまねぎ。Lサイズの1個300gくらいが10個です。
玉ねぎ料理と言えば以前から作ろうと思っていたフィンランド料理のシプリピーラッカ/Sipulipiirakka、日本語にすると玉ねぎパイがあります。一度作ったことがあるのですが、甘さと柔らかさを出そうとしつこく炒めて失敗してしまった思い出。淡路島たまねぎは糖度が一般的な玉ねぎより高く、炒めると甘さが増す上に適度な歯ごたえを残した柔らかさになるとか。これはリベンジのチャンスです。
最初に計画していた18cmサイズに必要な玉ねぎは200gくらい。どうせなら1個丸ごと使いたい!そこでサイズを一回り大きく21cmサイズに変更して玉ねぎたっぷりのパイを作りました。
念のため21cmだけでなく、最初に計画していた18cmも作り、レシピの分量を確認してみました。
フィンランドのパイ(ピーラッカ)の土台は、甘いものもしょっぱいものも、柔らかい生地を型に指で広げ空焼きせずに具を流し入れて作ります(もちろん例外あり)。生地作りはさっさと混ぜるだけで、いわゆるタルト生地のように一旦冷やしてから麺棒で型に合わせて延ばしたり、重石を乗せて空焼きの必要がなく、とても気軽に作ることができます。
レシピには21cmの分量と、括弧内に18cmで作るときの分量を書いておきました。都合に合わせてお作り下さい。
フィンランドの玉ねぎパイ
用意するもの
- 直径21cmのパイ型 ※括弧内は18cmの分量
材料
生地
- 中力粉 120g (90g) 無ければ薄力粉だけか薄力粉と強力粉を半分ずつ混ぜる
- 塩 小さじ½ (小さじ⅓)
- バター(またはマーガリン) 95g (70g)
- 冷水 30cc (20cc) グラムで計るといい
作り方
生地
- 玉ねぎを薄切りにしてサラダ油を熱したフライパンでしんなりするまで炒める。焦げ目をつけないように気を付ける。冷ましておく。
- 中力粉と塩とバターをボウルに入れ、指先でつまむようにして混ぜる。冷水を加えヘラで混ぜてひとかたまりにまとめる。
- パイ型に生地を入れ指で全体に敷き詰める。ベタベタした生地なので扱いにくい場合は指先に水を付けるとやりやすい。夏場は、型に生地を広げてから冷蔵庫で冷やしておく。
- ボウルに卵を溶き、塩、こしょう、牛乳、生クリーム、チーズの半量を入れて混ぜる。
- 生地を延ばしたパイ皿に冷めた玉ねぎを入れ、④の卵液を注ぐ。その上を残りのチーズで覆う。
- 200℃に予熱したオーブンで25分から30分焼く。粗熱が取れたら型から外す。好みのグリーンサラダとどうぞ。
動画
ヒント
淡路島たまねぎは甘さと柔らかさを出すために長く火を通す必要がありませんでした。
今回は大きな塊で買ったパルミジャーノ レッジャーノがまだたっぷりあったので、それをおろして使いました。独特のピリッとした辛みが玉ねぎの甘さと絶妙のコンビネーション。フィンランドのレシピによっては砂糖やシロップを加えるものもありましたが、玉ねぎが充分甘いので全く必要ありませんでした。
しっとりとした具にサクサクのパイ生地が良いアクセントになっています。
使うチーズはお好みの種類でお試しください。休日のブランチにいかがでしょうか!
淡路島たまねぎのその他の料理レシピとJAあわじ島のオンラインショップは下記のバナーからどうぞ。
兵庫県民の愛する淡路島たまねぎを是非味わっていただきたいです。