キリスト教では、イースター(復活祭)前の40日間は断食をする習わしがあります。その断食が始まる前日の火曜日には、カロリーの高いものを食べたり、傷みやすい食材を使い切るためにお菓子を食べる文化があります。
国によってそのお菓子はさまざまで、スウェーデンでは甘いパンにマジパンと生クリームを挟んだ「セムラ(Semla)」がそれにあたります。

最近、少しずつ知名度が上がってきた……気がします。気のせいかもしれませんが。どうなのセムラ。
名前は聞いたことがあっても、今の日本では「どこでも食べられるお菓子」というわけではありませんよね。
でも、このブログを読んでくださっている方なら、「じゃあ、作っちゃおうかな」と思っているのではないでしょうか。
ただ、ひとつ問題があって、スウェーデンのレシピそのままでは10個以上出来てしまう。セムラって、しっかり食べ応えがあるんですよね。多分ほとんどの方は、1個で十分満足できるはず。
そのため、このブログでは6個分に減らしたレシピをご紹介してきました。
今回は更に「6個でも多い!」という方のために、分量を減らした4個だけ作れるセムラのレシピを考えてみました。今まで何となくハードルを感じていた方にも、気軽に作っていただけると思います。
それでは、レシピです。

セムラ4個
分量 4 個
材料
パン
- 強力粉 70g
- 薄力粉 40g
- 塩 3本の指で一つまみくらい
- 砂糖 15g
- 粗挽きカルダモン 小さじ¼
- ドライイースト 小さじ½(2gくらい)
- ベーキングパウダー 小さじ¼
- バター または マーガリン 20g (室温)
- 牛乳 60ml (40℃くらいに温めておく)
- 溶き卵 大さじ1
- 艶出し用の溶き卵 適量
フィリング
- アーモンドプードル 40g
- 砂糖 15g
- 牛乳 適量
- 生クリーム 70ml
トッピング
- 粉砂糖 適量
作り方
- ボウルに強力粉、薄力粉、塩、砂糖、粗挽きカルダモン、ドライイースト、ベーキングパウダーを入れて混ぜる。
- ①に牛乳を一気に注ぎ、溶き卵も加えてヘラで粉気がなくなるまで混ぜる。ボウルの中で約5分こね、台に出してバターを加え、さらに10分ほどこねる。
- ボウルに戻してラップをし、33℃くらいの場所で約40分、または2倍くらいの大きさになるまで発酵させる。室温が26℃以上なら室温でOK。
- 発酵した生地を台に出し、30秒ほど軽くこねて大きな気泡をつぶす。ラップをかけて10分休ませる。
- 生地を4等分して丸め、天板に並べる。ラップをかぶせ、33℃くらいの場所で約40分、または2倍くらいになるまで発酵させる。
- 表面に溶き卵を塗り、200〜220℃に予熱したオーブンで10〜12分焼く。焼き上がったら網にのせ、冷めるまで布巾をかぶせる。
- 冷めたら上から1/3ほどの位置で横に切り、中身をフォークで取り出す。取り出した中身とアーモンドプードルと砂糖を混ぜ、牛乳を少しずつ加えてフィリングを作る。
- パンのくぼみにフィリングを詰め、泡立てた生クリームを絞る(またはスプーンでのせる)。切り取った上部をのせ、粉砂糖をふる。
ヒント
少量で作りやすいように分量を調整したレシピです。もし6個以上作る場合は、こちらのレシピをお使い下さい。
https://hokuogohan.fukuya20cmd.com/2022/02/16/7374/
https://hokuogohan.fukuya20cmd.com/2022/02/16/7374/
4個でも多いな、という場合はフィリングを詰めないでパンのままにしておけば冷凍もできます。どうぞ、作ってみて下さいね!

