デンマーク王室御用達の乳製品ブランドArla(アーラ)のアンバサダーとしてお届けする、第9弾レシピ。今回は、アーラブランドのCastello(キャステロ)のホイップクリームチーズを使った、見た目にもおしゃれなオムレツロールをご紹介します。

スウェーデンには「トゥンブロード(Tunnbröd)」と呼ばれる薄焼きパンがあり、そこにさまざまな具材を巻いて食べるのが定番のスタイル。伝統的には北部で世界一臭いと言われる発酵したニシン「シュールルソレミング」と食べるのが親しまれていました。
やがてこのトゥンブロードに具材を巻いた「巻き料理」はストリートフードとしても広がり、特に1960年代にあるキオスクで登場したマッシュポテトとソーセージの組み合わせは、今や国民的な定番メニューとなっています。
もちろん家庭でも巻きますよ。スモークサーモンを使ったフィンガーフードは、おもてなしの一品として人気です。
そんなふうに、スウェーデン人は「巻き料理」が大好き。そこで今回は、この巻きスタイルを卵でアレンジしたオムレツロールをご紹介します。ふんわり軽い卵生地に、クリーミーなキャステロのホイップチーズを合わせたオシャレなスタイルです。

アーラフーズから2種類のホイップクリームチーズ(ペッパーとガーリック)が届いたので、具材も2種類、定番のサーモンとエビをチョイスして、北欧気分を楽しめる組み合わせで作ってみました。

他のクリームチーズやサワークリームでも作れますが、キャステロのホイップクリームチーズは冷蔵庫から出してすぐに塗れるやわらかさで、その名の通りホイップクリームのようにふんわりで使いやすい。もちろん着色料・保存料不使用なので、どなたでも安心して使えるのも嬉しいポイントなのです。
それではレシピをどうぞ。

オムレツロール
用意するもの
- 卵焼き用のフライパン
材料
オムレツ
- 卵 3個(うち1個は卵黄と卵白に分けて使う)
- 塩・こしょう 少々
スモークサーモン×ペッパーチーズ
- キャステロ ホイップクリームチーズ ペッパー 60g
- ディル(みじん切り) 大さじ2
- スモークサーモン 50g
- レモンの皮のすりおろし 適量(お好みで)
エビ×ガーリックチーズ
- キャステロ ホイップクリームチーズ ガーリック 60g
- 茹でエビ(サラダ用) 50g
- チャイブまたは小ねぎ(みじん切り) 大さじ1
- 塩・こしょう 少々
- フライドガーリック 適量(お好みで)
作り方
オムレツ
- 卵1個分の卵白をしっかりと泡立ててメレンゲを作る。
- 卵2個分の全卵と、卵黄1個分をよく混ぜる。
- 泡立てたメレンゲを加え、さっくり混ぜる。
- 四角い卵焼きフライパンに半量を流し入れ、弱火でじっくり焼く。
- 表面が固まり、端が浮いてきたら裏返して軽く焼き、焼き色がつく前に取り出して冷ます。もう一枚も同様に。
スモークサーモン×ペッパーチーズ
- ホイップクリームチーズとディルをよく混ぜる。
- 焼いたオムレツをラップの上にのせ、チーズを塗り広げる。
- スモークサーモンを全体にのせ、ラップを使って巻く。
- 両端をねじってしっかり固定し、冷蔵庫で冷やす(30分以上)。
- ラップごと6等分し、ラップを外してレモンの皮のすりおろしをトッピングする。
エビ&ガーリックチーズのロール
- エビを粗みじん切りにする。チャイブはみじん切りにする。
- チーズに刻んだエビとチャイブを加え、塩・こしょうで味を調える。
- ラップの上にオムレツをのせ、具を塗り広げて巻く。
- 両端をねじってしっかり固定し、冷蔵庫で冷やす(30分以上)。
- ラップごと6等分し、ラップを外して仕上げにフライドガーリックをふりかけて完成。
ヒント
https://hokuogohan.fukuya20cmd.com/2025/07/13/15067/ 面倒なら卵白を泡立てなくても良いですが、泡立てた方がふんわりと厚みのある卵焼きになります。
メレンゲ入りのオムレツはふんわりやさしい食感。そこにクリーミーなチーズと具材の旨みが重なって、満足感がある一品に。

レシピに使ったキャステロ ホイップクリームチーズは、全国の輸入食品店で購入可能です。我が家の近くにあるお酒と輸入食品の「やまや」で発見しました。オンラインでもご購入できます。




卵白1個程度なら手動の回転式泡だて器を使うと手軽に手早くメレンゲが作れます。私はIKEAで買ったこのJämförligという製品を愛用しているのですが、既に取り扱いが終了しているっぽい。

同じような手動泡だて器のリンクを参考のために下記に貼りますね。IKEAのJämförligは、もしかしたらメルカリで手に入るかも?


卵を泡立てる、という工程にひと手間かかりますが、それ以外は混ぜて塗って巻くだけで、おもてなしにもお勧めの華やかな一品になります。前日に作っておくと当日は切って並べるだけ。
どうぞお試しください!