新年あけましておめでとうございます。
旧年中は沢山の方に北欧料理を作っていただきありがとうございました。特に長年の夢だったレシピの本を出版し、多くの方に手に取っていただけたのは本当に嬉しかったです。
インスタグラムで、TOP9を作ってみたらほとんどが本の投稿でした。こんなに応援して下さったり、関心を持っていただいたことに心から感謝します。
さて、ご報告があります。実はこの本を各北欧大使館に献本したところ、スウェーデン大使館さんから、Try Swedishの食材を使って大使公邸でのメディア向け昼食会で一品作ってみませんかとお声がかかりました!
「TRY SWEDISH!」は、スウェーデンの豊かな食文化を広く知ってもらうため、日本やカナダ、ドイツ、韓国を始めとする14の国や地域で、各国のビジネススウェーデン主導のもと運営されているプログラムです。本プログラムでは、スウェーデン人に長く愛されているリンゴンベリーを使ったスイーツや、近年日本でも話題を集めるグルテンフリー、ラクトースフリー食材など、最新フードやスイーツのほか、スウェーデン人がこよなく愛するコーヒーブレイク「フィーカ」など、食を取り巻くスウェーデン流のライフスタイルについて、WEBサイトやSNSアカウントでの情報発信を行っています。
Try Swedish!
正直、嬉しさよりも不安の方が大きく、本当に自分で出来るのか心配ばかりだったのですが、大使館の職員さんがバックアップしてくれるとおっしゃってくれたし、この自信の無さを克服しないとなあと、思い切ってお受けすることにしました。
大使館には専属シェフのヨハンさんがいらっしゃいますが、ご自分の仕事があるのに迷惑はかけられないし、誰かヘルプしてくれないかと色々な人を頭に浮かべては消しの作業を繰り返しているときに、たまたま母から電話がかかってきました。
冗談で母があと10歳若かったらお願いするのに、と言うと「今でもしっかりしている」と返ってきます。冗談はさておき、リアルに想像すると英語の出来ない母には負担が重いだろう…英語…英…。あ!帰国子女でTOEICほぼ満点取ってた神奈川在住の従妹がいるではないか!フルタイムで働いていないし、子供たちから手が離れているはず。もう10年以上会っていないけれど気心は知れている(彼女が小学1年で私が高校1年の時に東京の高校に通う都合で叔母の家に下宿していました)。
連絡すると快諾してくれました。そんなわけで当日は従姉妹チームで頑張ります。メディア向けなので一般の方は参加できないのですが、なかなか知られないバックステージについて、許される範囲で追々ご報告しますね!