スウェーデンではかつてはザリガニ漁の解禁が8月の第1水曜日だったことから、ザリガニを食べることは夏の終わりの風物詩となっています(スウェーデンの8月はそろそろ秋に差し掛かる季節)。
今年の8月の第1水曜日は、今日の8月5日。1日早く、昨日の4日に北欧の仕事をしている友人たちを招いてザリガニパーティーを行いました。ザリガニはIKEAで調達。
ザリガニにつきものなのは、ヴェステルボッテンチーズで作ったチーズタルト。ヴェステルボッテンチーズをスウェーデン国外で手に入れるのは、まず出来ません。ただ、IKEAのチーズがとても近い味だと聞いていたので、ザリガニと一緒に買うつもりが、無い。確か、オープンしてしばらくはあったはずなのですが、いつの間にか取り扱いが無くなっています。きっと日本では売れなかったんだろうなあ…。
熟成されたシャープな味のチェダーチーズでも代用できるそうなのですが、うちの近くではそれも見つけることはできませんでした。残念ながらチーズは手に入らず、タルトを作ることが出来なかったので、レシピをご紹介できません(5年ほど前に1度だけ作ったことがあります)。日本で北欧の料理をしようとすると、いつも乳製品の壁にぶち当たります。
チーズタルトはいつかの課題として、ザリガニだけでは物足りないのでいくつか北欧料理を作りました。パンはスウェーデンのクイックライ麦パン。
肉料理としてデンマークの偽物うさぎ。
デザートにリンゴンパルフェ。
ザリガニは初めて食べると身の小ささにビックリするのですが、IKEAのザリガニは身が大きく、味も良く、大満足でした。
もちろん昨日は、これだけでなく、持ち寄りで美味しいものが集まりました。それについては本サイトのブログ『fukuya通信』でご覧ください。