デンマークの乳製品会社アーラ(Arla)のアンバサダーとしての第2弾レシピは、クリスマスのお菓子「ミュークペッパルコーカ」のアレンジです。使用するのは「キャステロ ホイップクリームチーズ ペッパー」と「キャステロ ブルー スライス」です。
第1弾の「アーラのクリームチーズまるっと使って食事系のパイナップルプッラ」はこちらをご覧ください。
ペッパルコーカとは、クリスマスの定番であるスパイス入りのクッキー、ジンジャーブレッドクッキーのこと。ドイツ発祥とされるこのクッキーがスウェーデンに伝わったのは13世紀とされ、15世紀には消化を助ける薬としても販売されていました。当時はこしょうが入っていたため、北欧各国では今も「こしょうクッキー」という名前が残っています。
かつて北欧では、スパイスをふんだんに使ったお菓子は高級品とされ、クリスマスのご馳走として作られてきました。現在でもクリスマスに欠かせないお菓子のひとつです。
スウェーデンでは、ジンジャーブレッドと同じスパイスを使ったケーキを「ミュークペッパルコーカ(柔らかいジンジャーブレッド)」と呼び、クリスマスのお菓子として親しまれています。今回は、このミュークペッパルコーカをカップケーキにアレンジし、クリームチーズのフロスティングとブルーチーズをトッピングした大人の味わいのスイーツを作りました。
ブルーチーズを使うことに驚かれるかもしれませんが、ジンジャーブレッドにブルーチーズを合わせる食べ方は最近のトレンドで、ワインのお供としても人気です。今回は、アーラのブランド「キャステロ」から「キャステロ ホイップクリームチーズ ペッパー」と「キャステロ ブルー スライス」を使用したレシピをご紹介します。
以前同じレシピをプレーンクリームチーズを使って作った事がありますが、アーラフーズからホイップクリームチーズ ペッパーのサンプルが届き、味見するとピリッとしたこしょうの風味「ペッパル(こしょう)コーカ」にぴったりではないかとひらめきました。
ホイップクリームチーズはふんわりと泡立てられていて、あらかじめ室温で柔らかくしてホイップするという工程なしで、容器からそのまま出して乗せるだけの手軽さが魅力的。ブルーチーズを混ぜ込むことも出来るのですが、シャープな味をダイレクトに味わいたいので小さく切って乗せることにしました。甘くスパイシーなケーキにしょっぱいチーズがぴったり。もちろんチーズとジャムの相性の良さは間違いありません。
それでは、レシピをどうぞ。
ジンジャーブレッドマフィン チーズフロスティング
材料
マフィン
- サラダ油 50g
- 砂糖 90g
- 卵 1個
- 牛乳 50㏄
- 薄力粉 90g
- シナモンパウダー 大さじ½
- カルダモンパウダー 小さじ1
- ジンジャーパウダー 小さじ½
- ベーキングパウダー 小さじ½
フロスティング
- キャステロ ホイップクリームチーズ ペッパー 60g
- キャステロ ブルー スライス 45gくらい
- リンゴンベリージャム 適量 他の酸味のあるジャムでも可
作り方
マフィン
- マフィン型6個分にバターを塗って薄力粉をはたくか、ベーキングカップを入れる。
- サラダ油、砂糖、卵、牛乳を白っぽくなるまで電動泡だて器の低速で混ぜる。
- ②に薄力粉、シナモンパウダー、カルダモンパウダー、ジンジャーパウダー、ベーキングパウダーを振るい入れ、電動泡だて器の低速で混ぜる。
- 生地をマフィン型に均等に入れる。
- 160℃に予熱したオーブンで25分焼く。粗熱が取れたら型から外し、網の上で完全に冷ます。
- キャステロ ホイップクリームチーズ ペッパーを1個につき10gくらいカップケーキの上に塗り、キャステロ ブルー スライスを小さく切って上に盛る。中心にリンゴンベリージャムを乗せる。
ぜひ、このスパイスケーキとクリームチーズ&ブルーチーズの意外な組み合わせをお楽しみください。意外な組み合わせの美味しさに驚かれるかも。
少し大人な風味が、クリスマスのティータイムやワインのお供にぴったりです。キャステロのクリームチーズとブルーチーズを使った新しい北欧風のクリスマスレシピが、みなさんのホリデーシーズンを彩りますように。
これからも、アーラの乳製品を使ったアイデアレシピを随時ご紹介していきますので、どうぞお楽しみに。