【番外編】ふっくらもっちり厚いホットケーキの作り方

ツイッターでホットケーキのレシピを何気なく書いたら随分と反響があったので驚きました。いまコロナの影響でホットケーキミックスがスーパーの棚から消えていると話題になっているからでしょうか。

ただ、ツイッターに書いたレシピには普段パンやお菓子作りをしている我が家には常備していものの、そうではない家庭ではわざわざ買わないといけない材料が含まれていました。そこで、多分、どの家にもある材料で、コツさえつかめばノーテクでふっくらホットケーキを作るレシピを改めて考えました、今日の朝に!(ただし、ベーキングパウダーは必要です。)

ちなみに北欧のパンケーキはベーキングパウダーが入らず膨らんでいない厚めのクレープと言った風情。日本でいう、いわゆるホットケーキは「アメリカのパンケーキ (瑞:Amerikanska pannkakor、芬:Amerikkalaiset pannukakut)」と区別されています。

ここは「北欧」を謳っているサイトなのですが、今回は番外編として「アメリカのパンケーキ」レシピのご紹介。焼き方のコツは動画の方が分かので最後の動画もご覧ください。

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分量 4 枚分

材料

  • 小麦粉 130g
  • ベーキングパウダー 小さじ2
  • 砂糖 30g
  • 塩 ひとつまみ
  • 牛乳 150cc
  • 穀物酢(米酢でOK) 小さじ2
  • 卵 1個
  • 溶かしバター 大さじ2(目分量でOK)

作り方

  • 牛乳に穀物酢を入れる。牛乳が分離するのを待つ間に生地作りに進む。
  • ボウルに粉類を全て入れて混ぜておく。
  • 別の大き目のボウルに卵を割り入れ、1)を加え混ぜる。混ざったら2)を3回くらいに分けて加え泡立てで切るように混ぜる。少し塊が残ってもいいので、混ぜすぎて粘りが出ないように気をつける。15分ほど寝かせる。
  • 小さ目のフライパンを弱めの中火で熱し、一旦濡れ布巾で底を冷やしてから生地をお玉1杯分くらい流し入れる。
  • 周囲が固まって来て、中心に穴がいくつか空いてきたらひっくり返す。目安は全体に気泡があるけれど、弾けていない時。全部弾けると生地を膨らませる炭酸ガスが外に出てしまうので膨らみが悪くなる。
  • 裏側を2分くらい焼いていい色になったら焼き上がり。次を焼くときはまた底を濡れ布巾で冷やしてから焼く。

動画

ヒント

濡れ布巾なんて言って、動画もまるで普段からそうしているように撮っていますが、実際いつもは水道の流水でジャッと冷やしています。でへへ。

ところで、ホットケーキミックスどころかベーキングパウダーや小麦粉やイーストも消えていると聞いて驚きました。みんなそんなに急にホームベーキングを始めたのかと思ったら、なんとメルカリで転売されていると耳にして心底腹立ちました。

転売のために買い占めている人たち、一生雨の日は水たまりに落ちるとか、自動販売機からジュースが出てこないとか、お気に入りの服にスパゲッティのソースが飛ぶとか、呪いがかかりますように。

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【番外編】ふっくらもっちり厚いホットケーキの作り方」への2件のフィードバック

  1. こんにちは。
    牛乳に穀物酢を入れて分離させるのは、どのような効果があるのですか?牛乳をそのまま加えた場合と比べて、どういった違いがあるのか気になりました。

    1. こんにちは!
      ベーキングパウダーはアルカリ性なので、酸性のものが加わると化学反応を起こして炭酸ガスが発生します。そのガスが生地を膨らませるのでふっくらと仕上がります。
      海外ではバターミルク(発酵乳)を使うのですが、日本では手に入らないので代わりに牛乳にお酢を加えて代用しています。分離させることが目的ではなく、結果的に分離してしまう感じです。
      酸性ならいいので、レモン汁でも作れます。ヨーグルトでもいいと思うのですが、その場合どのくらい加えればいいのか試したことがないので分からないです。
      基本的にレシピは『いつも家にあるものでできる』を優先しているので、今回はお酢を使いました。

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