これは去年の年末に本職の方のブログ「フクヤ通信」にアップしたレシピです。これからもフクヤ通信のレシピは少しずつこちらに移動していく予定です。以下はその時に書いたままの文章です。元々がブログ形式でしたので、工程が箇条書きになっていません。ご容赦ください。

フィンランドのお菓子 Korvapuusti-juustokakku(コルヴァプースティユーストカック/シナモンロールチーズケーキ) を作りました。フィンランドのお菓子と言っても、2016年ごろに登場した、とても新しいお菓子。

私が北欧のお菓子を作る時、昔から家庭で作られているレシピを選ぶことが多いのですが、もちろん北欧でも新しいレシピが次々と現れては消えています。

多くは伝統のお菓子のアレンジ、あるいは合体(ハイブリッド系)。例えばプリンセスケーキとセムラの合体とか、クラッドカーカとトスカカーカの合体とか、セムラとルッセカットの合体とか。

でもこれはそういう合体系と全然違うなと思いました。いわゆる ベイクドチーズケーキをシナモンロール味にしたもので、合体とは言い難い。

何故なら、“ いわゆるベイクドチーズケーキ”は北欧の伝統菓子には多分ない…と思うから。某ノルウェーの首都の名前を冠したカフェにある『オストカーカ(北欧チーズケーキ)』 を見たスウェーデンの友人が「これは北欧のチーズケーキ(ostkaka/オストカーカ)じゃない、アメリカンチーズケーキ(Amerikansk ostkaka)」と指摘していたので。

というわけで、よくある『伝統のお菓子+伝統のお菓子』あるいは『伝統のお菓子の一部変更』ではないのが新鮮だなあと思ったのです。

前置が長くなりましたが、レシピの紹介です。なおオリジナルのレシピは量が多かったので半分にしました。また日本で手に入りにくい材料は別のものに置き換えました。

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用意するもの

  • 直径18cmの底の取れるケーキ型

材料

土台

  • ダイジェスティブビスケット 150g
  • バター 75g
  • ブラウンシュガー 大さじ1
  • シナモンパウダー 小さじ½

フィリング

  • クリームチーズ 300g
  • サワークリーム 75g
  • カルダモンパウダー 大さじ½
  • バニラシュガー 小さじ1(なければバニラエッセンス数滴)
  • 砂糖 60g
  • コーンスターチ 大さじ1
  • 卵 2個

ソース

  • バター 25g
  • ブラウンシュガー 45g
  • シナモン 大さじ½


土台のビスケットを砕き、溶かしたバター、ブラウンシュガー、シナモンパウダーを混ぜて、ベイキングシートを敷いた型の底と側面に押し広げる。この壁が作っている端からボロボロ崩れて大変でした。

本当に壁は必要なの?

ところで、ダイジェスティブビスケットってここ数年スーパーから姿を消しましたね。今回は駅前のスーパーで辛うじて見つけた(ラスト1箱)の『森永全粒粉仕立てのビスケット』を買ってみましたが…次からどうすればいいのか…。

閑話休題

この土台を160度で10分焼きます。正直、焼く理由なんてあるのだろうかと思いましたが、言われた通りに焼きました。今も焼く理由なんてあるんだろうかと思っています。

次にフィリングの材料を一つ一つ順番に加えながらなめらかになるまで混ぜます。ソースのバターを溶かし、シナモンパウダーとブラウンシュガーを混ぜておきます。

土台にフィリングの半量を流し、その上にソースの半量を流し、箸でマーブル模様を描きます。見えなくなる部分ですが、トップのソースをマーブルにするイメージトレーニングを兼ねて。

次に残りの半量のフィリングとソースをかけて箸の先でマーブル模様を作ります。

側面の壁が高すぎた!格闘して作ったのに!なんだか嫌な予感が…。

次に160度のオーブンで45分焼き、そのままオーブンに1時間放置してゆっくり冷まします。冷めたら冷蔵庫で完全に冷まします。

冷蔵庫から取り出して切り分け…え?はみ出した壁?

型から取り出した時に案の定ボロボロ崩れてきたので、全部切り落としました!

切り落としたクッキーくずがケーキの上に散らばったので、パールシュガーを振って誤魔化す、の巻。壁の高さは3cm~3.5cmで良かった。

美味しかったです。でもカルダモン大さじ1/2は多いかなあ…。北欧のお菓子に慣れていないとかなり強烈なので、小さじ1くらいに減らしても良いと思います。90ml入りのサワークリームがほんの少し余ったのですが、全部入れても大丈夫そう。

意外と簡単ですので、是非お試しください。

※書き写すときに材料は容量から重量に書き換えました。

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