スウェーデンの食文化を紹介する「TRY SWEDISH!」のプレゼントキャンペーン「Beyond Organic」。持続可能な食のエコシステムに関するスウェーデンの取り組みに沿った写真をインスタグラムに投稿すれば豪華賞品が当たるそうなのですが、何度読んでもどういったものを求められているのか、私の頭ではさっぱり分からない。
一番取り組みやすいのはポール・スヴェンソン氏の「Zero Waste レシピ」を作って写真を撮る事かなとレシピを読んだのですが、曖昧な部分が多く、うーんどうしようかと迷っていたら、お付き合いのある北欧料理研究家の佐々木さんが作ったとSNSにアップしていたので、がぜんやる気が出てきました。
佐々木さんもレシピの曖昧さに頭を悩ませ、豊かな経験を基に足りない部分を想像で補い、その工程をFBに詳しく書かれていました。ただ、先に読むと影響を受けそうなので、まずは読まずにチャレンジ!私なりに工夫しましたので、どうぞ参考になさってください。
ポール・スヴェンソン氏のレシピを半分量にし、ポールが「適量」と言うところを計量して作りました。なので、相当分かりやすくなっていると思います。
それでも我が家のオーブンの30cm角天板2枚分とかなり大きなサイズだったので、オーブンレンジの方は更に半分でもいいかも。オリジナルレシピにバターは入りませんが、私の中のポールが「バター入れた方がいいよ♡」とささやくので入れました。
用意するもの
- 30cm角天板 2枚
材料
- 古くなったパン 150g
- コーヒーの出がらし 40g 淹れたての湿った状態
- フェンネルシード 大さじ½
- ディルシード 大さじ½
- クミンパウダー 小さじ½
- バター 20g
- 塩 小さじ1
- 強力粉 大さじ2
- 水 50cc
作り方
- パンをフードプロセッサーで細かくする。
- 細かくしたパンを大き目のボウルに移しコーヒーの出がらし、スパイス類、小麦粉、柔らかくしたバター、塩を入れる。
- 水を加える。この時50cc入れましたが、後で更に10ccくらい足しました。
- 良く捏ねる。
- 出来上がりで292gでした。この塊をふたつに等分します。
- クッキングペーパを天板の大きさに2枚切り、その間に半分に切った生地を挟む。
- 紙の上から麺棒で2mm位の薄さに延ばす。厚さがポールのレシピにないので、近所の紀ノ国屋で売っているクリスプブレッドを参考にしました。でももっとちょっと厚いのかなあ…。
- 延ばした生地にフォークで適当に穴をあける。
- 130度に予熱したオーブンで60分焼く。多分、焼くというより熱で乾燥させる感じなのかな?
- 完成!!これで世界なのかな??
「TRY SWEDISH!」さんのサイトに出来上がりの写真が無いので正解かどうか分からないけれど…美味しかったです!コーヒーの出がらしを入れると食感が不安でしたが、全然気にならない。というかコーヒー入っているかどうか分からない。もっと入れててもいいかも(いいのか?)。
どんなパンを使うか、コーヒーの出がらしに含まれる水分量などで同じには出来ないと思いますが、参考になさってください。そもそも残り物利用レシピなのであまり厳密なものではないのかも。自由な発想でやるのがポールの趣旨なのかな、ポール教えて!!