北欧料理レシピ本『北欧のおやつとごはん』は、2022年12月の発売から、おかげさまで2025年には4刷目となりました。
この本は自費出版で出しています。実は当初、商業出版を考えていました。ところがこの出版不況の時代、「北欧のレシピ本は売れていない」という理由から、出版社から提示されたのは、初版3,000部だがページは30%削減し印税は3%。間に入っている編集プロダクションにデザインと校正は全面的にやってもらう事と、かなり厳しい条件でした。
さらに、「強力な販促につながる芸能人やインフルエンサー(SNSフォロワー5万人以上)と知り合いはいないか」「著名人で推薦文や帯文をお願いできそうな人はいないか」「著者自身で販売できる部数を定価の8掛けで買い取ってほしい」といった依頼まであり、どれだけ売る自信がないのかが透けて見えます。
あれだけ時間と手間をかけて作った本がこの扱いなのかと、情けなくなり商業出版は断念しました。そして、ちょうどその頃、友人の佐々木敬子さんがエストニア料理の本を自費出版したタイミングだったこともあり、私も自費出版に踏み切ることに。
「本は1,500部が損益分岐点」とよく言われます。実際に別の出版社に相談した際も、初版1,500部を提案されたので、おそらくそれは本当なのだと思います。ちなみにこの出版社からは「レシピは20~30程度にして、コラム中心にしてほしい」と言われたため、お断りしました。コラム中心にしたら、これほど多くの方にお求めいただけなかっただろうと確信しています。
閑話休題
なかなか出版社の共感を得られなかったのですが、きっと欲しい人は沢山いるだろうと、3,000部とは言わずとも、せめて1,500部は売りたい。そう心に決めてスタートしました。
結果を言うと、1,500部は無事に超え、現在は2,000部に迫る勢いです。
ご購入くださった皆さま、告知にご協力くださった皆さま、そして制作に惜しみなく力を貸してくださったボランティアの皆さまには、今でも感謝の気持ちしかありません。本当にありがとうございます。
技術が進歩し、自費出版はかなりリーズナブルに作れるようになりました。もし、迷っている方がいらっしゃれば、思い切って踏み出してみるのもいいかも知れません。
さて、いよいよ本題です。
これまで本を販売していた本業「フクヤ」のサイトは、昨年いっぱいで閉店しました。
以前、何となく取得したままになっていた「hokuogohan.com」のアカウントを使い、新たに販売サイトを立ち上げています。
今後はこちらからお求めいただければ嬉しいです。
下記リンク先より、ぜひご利用ください。
https://hokuogohan.com/buy-the-book/
