粗挽きカルダモンをお探しの方へセカンドチョイスにいかが?

ものすごくニッチだけれど、必要な人は心底あればいいと思っているであろう粗挽きカルダモン。コロナの影響と暮らしの変化で北欧へは3年以上行っていません。買い溜めていた粗挽きカルダモンは底をつき、スウェーデンの友達が手土産に持って来てくれた粒カルダモンを刻みながら使っていたのですが、それも残りわずか。私の母は冷蔵庫に油揚げがないと不安に駆られるようですが、カルダモンが減ってきてその気持ちが少しだけ分かりました。

仕方なく鞘付きのカルダモンを買ったのですが、一鞘試しに剥いてみて(こ、これは大変な作業だ……)と天を仰ぎました。カルディで三袋も買ったのに。

家人がiHerb(アイハーブ)で探してみればと提案してくれたのですが「そんなのとっくに探したわよ!」となぜか切れ気味。iHerbとは海外製の食品や美容品などがリーズナブルな価格で買えるアメリカの通販会社。通常でも送料が500円を切り(レートで変動)買いやすい価格なのですが、5000円以上で送料無料(これも多分レートによる)と無料のラインが低く個人輸入としては大変利用しやすい。日本で手に入らない家庭用洗剤や基礎化粧品、健康食品に人気があるようですが、私は地味にアイルランドの紅茶をいつもまとめ買いしています。

粒のカルダモンは家人に返事した通りとっくに探していたのですが、あれから月日が流れたし、もしかしてと検索したら……「あった!」。ごめん、調べる前に切れ気味で答えて。

Frontier Co-Op, オーガニックカルダモン種子、ホール、76g(2.68オンス)

これもレートで変動するのでしょうが、現在の価格で1800~1900円。76グラムでこの価格は鞘を剥くことを思えばリーズナブルだと思います。ちゃんと比較はしていないけれど。今回もアイルランドの紅茶をセットにして送料無料にしました。アジア向けに倉庫があるのか韓国からの発送だったので到着は早く、注文から5日でした。

ひとりでひっそりと使っていたiHerbなので、詳しくはないのですが、紹介制度があるらしく、下記リンク先を経て注文すると5ドルか5%の割引になるようです。

https://www.iherb.com?rcode=DDH8646

あるいは、URLの最後にある「DDH8646」を紹介コードの欄に入力する方法もあるようです。これで割引にならなかったら申し訳ありませんが、ダメ元で試す価値はあるかも?

さて、届いたカルダモンのメーカー住所を見て驚きました。

「NORWAY」と書いてある。一瞬ノルウェー製かと思いましたが、最後にIA(アイオワ州) USAとあります。アメリカには多くの移民の子孫がいて、日本の北海道のように出身地を地名につけているケースがあります。きっとこれもその一つなんだろうな、それにしてもなぜノルウェーなのかなと、興味が湧きWikipediaで調べました。

いわく、1863年に現Norway(英語読みではノーウェイになるようです)に鉄道がしかれた際、その土地の所有者だったOsman Tuttle(オスマン・タトル)が土地を寄付するにあたって自分の出身国の名前を付けるのを条件にしたとか。

オスマン・タトルってノルウェーっぽくない名前だなあと不思議に思って更に調べると、ノルウェー語で書かれたサイトを見つけ、もともとの名前はOsmund (Ommund) Endresen Tøtlandとありました。英語で発音しやすいように改名したのかも知れません。

そのノルウェー語のサイトには彼について詳しく書いてあり、なかなか面白かったのですが、話に脈絡がなくなるので興味のある方は下記リンク先からどうぞ。私はGoogle翻訳を使い日本語で読んだので、少し訳が分かりづらい箇所もありましたが、英語ならスムーズかも知れない(最近英語を読むのがだんだん億劫になっています)。

Osmund Tøtland – navnefar til Norway Iowa

さて、カルダモンロールでも作ろうかね。

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