GO To Eatを利用して銀座のロゴスキーでロシア料理を食べてきました。ロシア料理は北欧料理との共通点が多く、特に関係の深いフィンランドとは名前も同じ料理があります。関係が深いと言っても、フィンランド独立前の1917年まで隣国ロシアに100年以上支配され、その間に過酷な経験をしたために、フィンランド人はロシア嫌いなのですがね。
それは兎も角、選んだのは全7品の「ロゴスキーコース」。前菜のニシンの酢漬け、ビーツのサラダ、サーモン、きのこのマリネ、黒パンはフィンランドでもスウェーデンでも食べたことがあります。2皿目のピロシキはフィンランドではリハピーラッカの名前で人気のストリートフード。フィンランドのリハピーラッカは肉汁を吸うためにご飯が入っているのですが、ロゴスキーさんのピロシキには春雨が入っています。今では他でも春雨入りを目にしますが、春雨入りピロシキの発祥はロゴスキーさんだそう。
3皿目のボルシチはロシアの影響を受け、フィンランドでも良く食べられるスープです。フィンランド語では『Borssikeitto/ボルシケイット』。
4品目はつぼ焼き。通常は鶏肉ときのこですが、私はプラス250円でズワイガニに変更しました。メインの5品目は4種類の中からエビとキングサーモンのパイ包み焼きを選択。フィンランドでもサーモンと茹で卵をパイ生地で包んだロヒピーラッカがあります。6品目のデザートのキセーリはフィンランドではキーッセリと呼ばれ、レストランでも家庭でも定番のデザート。最後はロシアンティーで〆。
お腹いっぱいでメインを食べきれず、夫に食べてもらいました。ロゴスキーさんによると、良く分かっている常連さんはピロシキを持ち帰るにするとか。なるほどねー!
食べ応えたっぷりのロゴスキーさんのコースメニュー。ご予約方法など詳細はこちらからどうぞ。
ロゴスキー銀座
ロゴスキーさんは通販『ロシアの食卓』もやっていらっしゃいます。特にこのコロナの時期は通販商品がどんどん追加され、人気メニューのセット商品も登場!こちらは、ただいま我が家の冷凍庫で鎮座しているロゴスキーさんの冷凍食品です。
家庭で定番ロシア料理が楽しめます。下記リンク先からお求めいただけますよ。
ロシアの食卓
ロゴスキーは私が高校生の時から食べている味です。今回はレストランでは食べませんでしたが、ペリメリも私が好きなロゴスキーのメニューの一つ。もう10年以上前になりますが、夫と初めてフィンランドのサンタ村に行ったとき、サンタ村レストランにペリメリがあり、夫に「これ美味しいんだよ、食べよう!」と勧めたのに、正直期待外れの味で…「こんなんじゃないの!本当は美味しいの」と必死に弁解した思い出…。
そのあと、ロゴスキーさんのペリメリでリベンジ出来て良かった。